10月15日、映画『バンクーバーの朝日』(12月20日公開)の完成報告会見が都内で行われ、主演の妻夫木聡(33)、KAT-TUNの亀梨和也(28)らが登場。妻夫木は本作を通じて何度も涙したとコメントし、自身の涙もろさを明らかにした。

 第33回バンクーバー国際映画祭にて観客賞を受賞した本作。映画祭での観客たちの反応について妻夫木は、「僕がバントをはじめて決めて必死になって走るシーンで、皆大笑いしてくれて、受け入れてくれたことに感動して涙が出ました。不安な気持ちが消え、この作品をやって良かったと心から思いましたし、生きてて良かったと感じました」と語り、作品への自信を見せた。

 また妻夫木はクランクアップ時について、「皆で肩を組んでて、『キャプテン、何か一言』と言われたのですが、涙で何を言ってるのか分からなくなってしまって……久しぶりに青春しましたね」と振り返り、照れた様子を見せた。

(撮影/河崎文雄)

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