10月27日、映画『花宵道中』が第27回東京国際映画祭の特別招待作品として上映され、主演の安達祐実(33)、共演の淵上泰史(30)、津田寛治(49)らが登壇し、舞台挨拶を行った。

同作は、美しくも悲しい遊女の運命を描いたもの。原作は、ベストセラーになり、その後コミック化された宮木あや子の同名小説。

本当の愛を知り、女性としての心に目覚めていく遊女の朝霧を演じた安達は、「これは純愛。人を愛する気持ちは現代でも共感していただける部分が多いと思います」と説明し、「苦しく切ない状況もあるけれど、人を愛することは素晴らしいということを感じていただけたら嬉しいです」とアピールした。

主演映画は約20年ぶりとなる安達。「演技も今までとは違うアプローチで、ヌードになることも大きな挑戦でした。どう観ていただけるか、緊張します」とフルヌードの濡れ場を振り返った。

相手役の淵上は、「絡みが一番気を使いました」と話し、照れつつ「12月の京都はとても寒かったので、絡むたびに一番に声を出して毛布をかけてもらうように頼みました」と明かした。

映画『花宵道中』は11月8日より全国公開。

(撮影/柴田悟)

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