10月30日、舞台『夫が多すぎて』が初日を迎え、主演の大地真央(58)、石田純一(60)、中村梅雀(58)が取材に応じ、舞台にかける意気込みを語った。

 「登場人物全員が変なキャラクター。本当に楽しくて、どこかで人生の参考になると思う」と話す大地。同作は文豪サマセット・モームが100年前に書いた戯曲であることに加え、今年は宝塚歌劇団100周年の年で、さらに『宝塚歌劇の殿堂』100人にも選ばれたことから、作品には深い思い入れがあるようだ。大地は「父が生きていたら100歳だったので、嬉しい偶然に感謝しています」と感慨深げに語った。

 また「素敵なので、つかの間の幸せを感じています。稽古そっちのけで見てしまう」と大地にメロメロの石田は、大地の2番目の夫役として約5年ぶりに舞台出演する。現在の妻・東尾理子(38)のほか、元妻の松原千明(56)も鑑賞することが決まっているようで、「よそ者みたいですけど、自分らしさをだせたらと思う」と身を引き締め、役柄について松原にも「いろいろ話を聞きたい」と意気込んだ。

(撮影/鈴木鍵一)

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