11月13日、アジア圏でただ一人の“グリーンランド国際サンタクロース協会公認サンタクロース”であるパラダイス山元(41)と熊本のゆるキャラ・くまモンが都内で開かれた『ビスコ×サンタエクスプレス出初式』に登場した。パラダイス山元は本場北欧流のクリスマスの過ごし方や、サンタクロースならではの苦労話を披露した。
同イベントは江崎グリコ株式会社のロングセラー商品『ビスコ』が日本のお菓子として初めて2年連続でサンタクロース協会公認サンタクロース日本代表の公認商品に選ばれたことを記念して行われたもの。公式サイトと会場の申し込みの中から選ばれた100人に、『ビスコ』とコラボしたバイク便“サンタエクスプレス”に乗ったサンタライダーがサプライズで期間限定『ビスコ』を届ける企画が用意され、この日は配達の出初め式が行われた。山元は「枕元にサンタさんへの感謝の気持ちを綴った手紙と共に温かい飲み物とビスケットを置いておく。サンタさんが手紙を読んで、ビスケットを食べ散らかして帰るのが儀式になっています」と北欧式のクリスマスを紹介。「おいしいビスコはサンタに喜ばれます」と公認商品を宣伝した。
そんな子どもたちにとっては夢のあるサンタだが、公認サンタとしての活動には大変な面もあるという。山元は「毎年7月にデンマーク・コペンハーゲンで行われる世界サンタクロース会議に自宅からサンタの格好で行かなきゃいけない。あと、体重も120kgを切ってはいけない」と驚きのルールを明かした。それでも17年間の職務を全うしており、昨年、今年と日本のサンタの聖地・天草で『世界サンタクロース会議in天草』を企画。最後にその会議が縁で同イベントに招かれたくまモンをおんぶし、会場を湧かせた。
(撮影/河崎文雄)