《11月17日(月)にふれあいホールで実施予定の「語りの劇場 グッとライフ」公開収録は、ゲストとして出演を予定していた野村克也さんの体調不良のため、中止とさせていただきます》

 NHKがラジオ番組の公開収録中止を発表したのは、観客募集を開始してからすでに1カ月も経過した11月3日のこと。“ノムさん”の愛称で親しまれている野村克也元監督(79)。実は彼のキャンセルは、このラジオ番組だけではなかった。11月1日に兵庫県姫路市で行われることになっていた講演会も、同じく体調不良を理由に中止されているのだ。姫路の公演では、“サッチー”こと沙知代夫人(82)との夫婦トークも行われる予定だった。
 
ノムさんの体調について沙知代夫人に取材を申し込むと、意外な回答が……。
「(夫は)体調不良なんかじゃないわよ」 
 ――でもNHKさんも体調不良で収録が中止になったと発表していますよね?
「病気なんてとんでもない!」
 ――それではラジオ番組出演をキャンセルしたのはどうしてでしょうか?
「それは、イヤだから断ったのよ!」
 ラジオ番組では、ノムさんが野球人生について語る予定だった。
 ――番組の内容がイヤだったということですか?
「そうよ! ご心配かけてすみませんねぇ」
 なんとも珍妙な“キャンセル理由”だった。果たしてノムさんの仕事をマネージメンとしている会社の担当者は、サッチーとはまったく異なる回答を……。

「(野村氏が)体調不良で予定していたスケジュールをお断りしたのは事実です。10月の初めに検査のために病院に行ったところ、検査入院をしたほうが良いとのことで、入院しました。現在も入院中です」

なんと“極秘入院”は1カ月以上にも及んでいるというのだ。

「正式な病名は、私どもは聞いておりませんが、けっして命に関わるような状態ではないので、心配しないようにと言われています。大事をとりまして、年内の仕事はすべてお断りすることにしました」

 なぜ沙知代夫人が、夫の体調不良や入院をひた隠しにしようとしたのか、その理由はわからないが、82歳でもサッチー節が健在なのは間違いない――。

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