11月26日、『第65回NHK紅白歌合戦』の出場者が発表された。51組のうちにはグループも多く、参加者は400人以上になるという。“初出場”は、紅組が3組白組2組の計5組。

 そのなかでもひと際注目されているのがデビュー36周年・50歳の薬師丸ひろ子だ。NHK関係者は言う。

「’81年11月に映画『セーラー服と機関銃』の主題歌で歌手としてもデビューし、歌は大ヒットしました。そこで82年末の紅白出場を打診されたのですが、大学受験のため芸能活動を休止していたため、辞退せざるをえなかったのです。それから30年、昨年に芸能生活35周年を迎えた薬師丸さんは、紅白初出場を強く希望していたそうです。しかし昨年は朝ドラ『あまちゃん』コーナーがあり、彼女も劇中歌『潮騒のメモリー』を披露したものの、あくまで“ゲスト出演”という扱いだったのです」

 NHKサイドからの昨年の“恩返し”という意味もあり、今年は念願だった歌手としての出場が決定したのだという。

「実は先日亡くなった高倉健さんを偲ぶコーナーも急きょ設定されました。健さんの在りし日の姿を流しながら、ゆかりの人々が健さんへのメッセージを送るというものです。薬師丸さんのデビュー作は高倉健さん主演の『野性の証明』です。彼女も健さんとの思い出を語った後、歌を披露することになると思います」

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