「水谷さんが、4代目の相棒に織田裕二さんを推しているんです!『踊る大捜査線』(フジテレビ系)で見せた織田さんの演技について、水谷さんは『彼の熱血刑事ぶりは、きっとクールな杉下右京の相棒としてハマると思う!』とスタッフに力説。共演を熱望しているそうです」(テレビ局関係者)
02年10月から連続ドラマとしてスタートした水谷豊(62)主演の『相棒』(テレビ朝日系)。放送中のシーズン13も平均視聴率15%前後と、まずまずの数字だが、かつての勢いと比べると減速気味であることは否めない。水谷扮する杉下右京の相棒役は、成宮寛貴(32)で3代目。その交代するタイミングや新たな相棒の指名は、水谷が主導してきたという。
「初代の寺脇康文さん、2代目の及川光博さんの降板理由は、“マンネリ化の打破”“さらなる進化”などと説明されてきました。しかし実のところは、水谷さんに演出や演技のことで意見したことで変えられたんです。そして現・相棒の成宮さんについても、水谷さんが『右京の相棒には若すぎる。3シリーズ目に入ってフレッシュさも亡くなってきた』と漏らし始めたそうです」(ドラマスタッフ)
そんななか、新・相棒役として白羽の矢が立ったのが、織田裕二(47)だった。
「水谷さんは、『踊る~』とあそこまで国民的刑事ドラマに築き上げた俳優・織田裕二のことを高く評価しています。15年も『相棒』続編が放送されることは、ほぼ決まっていますからね。水谷さんの言うとおり織田さんに決定したとすれば、話題性も十分です」(前出・テレビ局関係者)
だが、“夢の共演”にはいくつもの大きなハードルがありそうだ。
「織田さんが出演すれば『踊る~』と比較されますからね。刑事ドラマへの出演には、かなり慎重になるでしょう。それに『相棒』はあくまで水谷さんが主演。自分が刑事ドラマに“引き立て役”として出演するのは、かなり抵抗もあると予想されます。 さらに織田さんといえば、業界内では“こだわり俳優”の代名詞的存在。台本変更はもちろんのこと、演出への口出しを積極的に行うことでも知られています。水谷さんとうまくやっていけるとはとても思えません……」(前出ドラマスタッフ)
4代目・相棒は実現するのか!? ファンは固唾を呑んで見守っている――。