全米オープンで準優勝の快挙など、世界ランキング5位で錦織圭選手(24)は今シーズンを終了した。今季、彼が好成績を残せたのは、’14年からコーチを務める元プロテニス選手のマイケル・チャン(42)が、技術だけでなく、精神面も鍛え上げたからだと言われている。

「チャンコーチとは年間約7千万円、ダンテ・ボッティーニコーチとも約3千万円で契約しているそうです。錦織選手は、年間で約1億円のコーチ料を支払います」(テニス関係者)

 チャンコーチからの“鬼特訓”の成果もあり、2013年に1億2千万円だった獲得賞金は、2014年で5億2千万円に。なんと4億円もアップしたのだ!

「これにスポンサー契約を結ぶ8社の契約金と報奨金を合わせれば’14年の年収は15億円にも上る計算になります」(スポーツ紙記者)

 そんな錦織は、チャンコーチを特に厚遇しているという。

「チャンコーチは、契約に“いつでも家族と一緒にいられるようにしてほしい”という一文を盛り込んでいます。世界中を転戦するなかでチャンコーチの家族もついて来られるよう、渡航費や滞在費などを錦織選手が負担することになっているそうです。彼はコーチ2名に加えて14名もの専属スタッフを抱えていますが、活躍すればより多くの賞金やスポンサー契約も期待できる。テニスで勝つための投資を惜しまないのです」(前出・スポーツ紙記者)

 2015年1月に開幕する全豪オープンから、錦織はまた新しい歴史を刻み始める――。

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