「うちの原さんが58歳になったんです。12月11日でね」とパーソナリティを務めるラジオ番組で語ったのは桑田佳祐(58)だった。
年末にはサザンオールスターズとして9年ぶりの年越しライブも開催される。すでにリハーサルにも入っていた桑田だが、愛妻のために自らサプライズパーティを企画したという。誕生日当日、帰宅した原由子(58)が目にした光景とは――。
「まず自宅に現れたのは、桑田夫妻が行きつけにしている渋谷のイタリアンの女性シェフでした。彼女は持ってきた食材と、桑田家の冷蔵庫に残っていた食材で、イタリア料理を次々に作り、テーブルに並べ始めたのです」(桑田を知る音楽関係者)
この誕生会に駆けつけたのは長年、桑田を支えているスタッフたちで、ワイングラスを片手に歓談を楽しむ賑やかな会になったという。
「桑田夫妻が好きなカリフォルニアのヴィンテージワイン『オーパス・ワン』も供されました」(前出・音楽関係者)
2人の結婚記念日である’82年のオーパス・ワンは、状態が良いものだと11万円ほどの値段になる。料理やワインなど夫の心尽くしに感激した原だったが、極め付けは桑田のカンツォーネ熱唱だった。
「原さんのため、桑田さんがリードしてナポリ民謡『オー・ソレ・ミオ』を歌ったのです。途中で桑田さんが得意な替え歌風になったのですが……」(前出・音楽関係者)
“オー・ソレ・ミオ”とは、“私の太陽”という意味。桑田にとって原坊は結婚から32年たっても“オレの太陽”であり続けているのだ。