「今、家族から『早く結婚するように……』と強く勧められているんだ。支援者からも『早くお父さんにお孫さんの顔を見せてあげなきゃ!』とせっついてこられてもいて……」

‘15年のミシュランで星も獲得している銀座の高級すし店のカウンター。隣に座る同年代男性に訴えていたのは、小泉進次郎議員(33)。店内に居合わせた客のひとりが、こう話す。

「この店は、ごく限られた常連客が多いお店。彼も、隠れ家としてよく利用しています。この日は酔いも手伝ってか、非常にリラックスした様子で悩みを打ち明け始めたのです」

 自民党の“プリンス”と呼ばれる進次郎議員は、いまだ独身。政治家のなかでも、女性人気はダントツなのだが、自身の恋愛や結婚について語ったことはほとんどない。

「彼の結婚については、後援者からの“お見合い話”もたくさん持ち込まれているそうです。そのなかから彼の“お嫁さん候補”を厳選しているのが、小泉家の“女帝”と言われている、純一郎元首相の姉・信子さんなのです」(自民党関係者)

 小泉家は進次郎議員で四代目になる、政治家一族だ。

「信子さんは結婚することなく弟の純一郎元首相に尽くし、小泉家のため人生を捧げてきました。家を守ることがすべての彼女の望みは、自分が生きているうちに進次郎議員を結婚させ、後継者になる小泉家の“五代目”を誕生させることです」(前出・自民党関係者)

進次郎議員に迫る“嫁取りの重圧”。連れの男性は地元・横須賀の友人らしく何でも話せる間柄のようだ。進次郎議員は「やっとこの仕事の本当の楽しさがわかり始めてきたところ。とても結婚なんて考えられない」と打ち明ける。さらに酒が進むと、こんな訴えも。

「人に決められた結婚はしたくないんだ! 結婚相手は自分で決める!仮に、仮にだよ、もし結婚しなかったとしても、兄貴の子供が政治家になっても良いんだから!」

 お見合いでの“政略結婚”を嫌い、苦悩している様子が伺える。自分の考えだけでは、ままならない結婚問題。プリンスの悩みは深いーー。

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