「自分が“のりピー”の元夫だとわかると、みんな雇いたがらない。正直なかなか仕事探しに苦労してます。仕方がなく脱法ドラッグ店で働いたことも……」
1月19日、大阪で開催されたトークライブで語っていたのは、元プロサーファーの高相祐一氏(46)。‘09年に妻だった酒井法子(43)と覚せい剤取締法違反で逮捕され、その後、有罪判決を受けた。トークライブに集まったのは一般客が20人に報道陣が10人ほど。注目を集めているのが嬉しくて仕方がないのか、口は想像以上に滑らかだった。‘10年に離婚した酒井との出会いは、彼女にテレビ番組でサーフィンを教えたことだったという。
「(海からの)帰りに僕の車で送っていったのですが、彼女が帽子を忘れて。次の日に届けにいったら家に上がらせてもらって、『泊まっていけば』って彼女に言われたんです」
芸能界での復活を地道に目指している元妻の苦労など意に介さない暴走ぶりに、報道陣たちも唖然となった。
「覚せい剤は結婚5年目くらいかな、僕がアルミホイルで炙っているところを見つかって。『何やってるの?』と聞かれたから、『元気になるんだけどやってみる?』と言ったら彼女も『うん』って。覚せい剤は僕には合わなかったけれど、彼女には合っていたみたい」
離婚後も元妻・酒井と顔をあわせることはあるようだ。
「今年の1月2日に、半年ぶりくらいに彼女と会いました。息子が僕の母親とスキーに行ったんですけど、彼女も(息子と)いっしょに実家にスキー用の荷物を持ってきたんです」
高相氏は現在、実家で生活している。長男は“パパは麻薬で失敗したけれど、サーフィンをしているときはカッコいい”と言ってくれるという。
「僕のちょっと出たお腹を見て、『どうしたの?そのお腹』って言ってました。そんな偶然でしか会いませんが、僕の母親とはよく電話で話しているみたいです。でも息子(15)からは僕に2、3日に一回はLINEで連絡が来るんです」
このライブについて、酒井の所属事務所関係者は「(高相氏は)たまたま出くわしただけなのに“正月に酒井に会った”とか言ったそうで、本当に呆れています」と困惑しきりだった。 まるで呪縛のように、元夫との腐れ縁はなかなか断ち切れないようだ。