12日、谷原章介(42)主演ドラマ『警部補・杉山真太郎 吉祥寺事件ファイル』(TBS系)の打ち上げが都内のホテルで行われた。デビュー20周年を迎える谷原だが、意外にも今作品が民放連ドラ初主演。「3人の子持ち刑事」という役柄が5児パパな実生活と重なっていることもあってか、並々ならぬ意気込みで撮影に臨んでいたという。
実際、この日も午後6時半のスタート時間より30分早く会場入りした谷原。出迎えてくれたスタッフたちに深々と頭を下げ、義母役の高橋恵子(60)を見つけるとお辞儀しながら両手を添えて握手していた。さらに、“おめかし”をした本田望結ちゃん(10)やその他の子役たちにも目線を落として満面の笑みで挨拶。主演としての周囲への気配りが伺えた。
「谷原さんはスタッフ全員の名前を憶えるだけでなく、毎日のように差し入れもしてくれました。撮影最終日は叙々苑の焼き肉弁当で現場の士気も上がりました」(ドラマスタッフ)
1次会には約100人が参加。ここでも谷原は太っ腹な“差し入れ”を!
「余興でくじ引きが行われたのですが、谷原さんが景品として50万円もの商品券を差し入れしてくれたんです!スタッフはみんな大興奮でした(笑)」(参加者)
そんな熱狂の渦に包まれた1次回は8時半ごろに終了。子役たちはここで帰宅することになり、谷原は一緒にガッツポーズをしてお別れをする。その胸には、望結ちゃんとの2ショット写真の缶バッジが。まるで実の父子のような仲良しぶりだった。
「この日は『王様のブランチ』の撮影があって、谷原さんは望結ちゃんと昼間から一緒だったそうです。望結ちゃんは、谷原さんのことを本当のパパのように慕っています。ドラマ撮影中、谷原さんがずっと遊んであげていましたからね」(前出・ドラマスタッフ)
大人たちは、そのまま近くのバーダイニングで2次会を開始。出てきたのは、日が変わる午前0時より少し前だった。出口に立ち、ひとりひとり丁寧に見送る谷原。だが、どこかそわそわした様子だ。挨拶を済ませた谷原は車に乗り込み、大急ぎで去っていった。
「谷原さんは0時までに帰ろうとしていました。奥さんは現在妊娠中で4月に第6子の出産を控えていますからね。5人の子どもと臨月妻を気遣っていたようです」(スタッフ)
妻に誓った“門限0時”のルール。ドラマ収録後も、子持ちパパの気配りは続く。