映画『ホットロード』に、能年玲奈演じる主人公・和希の親友、絵里役で出演した竹富聖花(19)。’14年には6本の映画作品に出演した彼女が、累計発行部数1,000万部を超える大ヒット漫画が原作の映画『暗殺教室』で、中村莉桜(りお)役を演じる。
「オーディションは、服装も大事だと思ったので、自分なりに莉桜をイメージした衣装を選んで、ポロシャツにミニスカート、コンバースのスニーカーを合わせたスポーティなコーディネートで臨みました。今回、帰国子女の役だったので英語の発音も練習しましたね。新鮮で面白かったです」
’15年にはすでに2本のドラマに出演。なかでも、舘ひろしや真矢みきなどが出演していた『全力離婚相談』(NHK)の撮影現場が、印象深かったと話す。
「共演者の方たちとは、今でも連絡を取り合っているんです。真矢さんは現場ではすごく自然体でいつも笑っているイメージの方で、飾らない感じがいいなって憧れます」
舘ひろしからは、役者としてのアドバイスももらったよう。
「セリフの間の取り方について『ここで切っちゃうと、(句点があると)セリフが伝わりにくくなる』と、演技というか日本語をあらためて教えてもらった感じですね(笑)」
撮影の合間は、とにかく共演者の人たちが話していることを全部メモしたくなるような感じだったという。
「たとえば、ある映画を題材に、ジープからあの俳優が降りて銃を向けたときの目の動かし方とか、そういう深い話で盛り上がれるのが素敵。その輪に入れてもらって話をずっと聴いていましたね(笑)。いつか、そういう話ができるようになりたい」
プライベートでも映画に親しむ機会が増えたそう。
「映画館に行って、作品をたくさん見るようになりました。最近はフランス映画に凝っていて。映画関連の本も読むようになりましたし、洋服を選ぶときも、今日は『ティファニーで朝食を』の気分だな、ってなると、それをイメージした服をコーディネートしてみたり」
今後、新たに挑戦してみたいこととは。
「『暗殺教室』に出演して、もっとアクションや銃撃戦がある作品に出演してみたいと思いました。あと、車が好きなので、アメ車の『コルベットZ 06』に乗って、カーチェイスをやってみたいです!」