校庭に白木蓮の花が咲いた3月中旬、都内の私立中学校校門に横付けされたベンツから降りてきたのは酒井法子(44)だった。
‘10年6月に高相祐一氏(46)と離婚してからは、シングルマザーとして育ててきた1人息子(15)の卒業式。濃紺のスーツにシャネルのバッグ“マトラッセ”を肩にかけた彼女の姿に、思わず振り返る保護者たちもいた。卒業式終了後には校内のホールで謝恩会が。
「謝恩会では、生徒たちがお別れの歌を歌ったりと、終始和やかな雰囲気でした。酒井さんも、お世話になった先生たちの間を巡り、何度も頭を下げ、お礼を言っていました。会は2時間以上続き、後片付けは保護者たちがみんなで行いましたが、酒井さんもゴミを捨てたりしていましたね」(保護者)
15歳の息子は思春期まっさかりのようだ。記念撮影をするために酒井が名前を呼ぶと、照れ臭そうに校門の前にノロノロと歩いてくる。本誌は3年前の中学受験当日に母子ツーショットを目撃しているが、いまでは157センチの母を追い抜いていた。顔はアイドル時代の酒井にソックリの爽やか系の超イケメンに!
彼女にとっては自慢の息子のようだ。長男がポケットに左手をつっこんだまま写真におさまる横で、彼にピッタリと寄せた酒井の顔は満開のスマイルで輝いていた。彼女は息子について対談で次にように語っている。
《中学生なのに幼くて、やたら私に絡んでくるかと思えば、フンッなんてときもあって、そういう年頃なのが面白いんです》(『新潮45』4月号)
4月にはディナーショーの予定も。シングルマザーの仕事意欲を支えているのはこのイケメン息子なのだろう。