「本当にごめんなさい。この前来てくださったときに、お話しできなくて。誰にも話さないでおこう、そう決めていたんです」
GW中の日曜日、直撃した本誌記者に、開口一番、こう詫びて頭を下げたのは、豊川悦司(53)。本誌が前回、豊川を直撃取材したのは、今年3月のこと。交際11年となる元エステティシャンの恋人A子さん(40)との結婚、そして子作りについて、聞こうとしてのことだった。そのとき、A子さん(40)との“ケジメ婚”について、豊川は、複雑な胸中を本誌に語っていた。
「そういう踏ん切りはつけたほうがいいんでしょうね」
「ただね……、前の結婚のときの子供たちが、納得してくれるような年齢になるまで待ちたい気持ちはあります」
豊川には、05年に離婚した前妻との間に、16歳の長女と14歳の長男がいる。父親として、離れて暮らす思春期の子供たちへの配慮が、A子さんとの再婚に二の足を踏ませているようだった。そんな豊川に、女児が誕生していたのだ。報じたのは、『女性セブン』。豊川本人を直撃した同誌は、“A子さんと入籍しないまま子供が生まれた”として、“豊川の表情は暗かった”などと報じていた。ところが今回、豊川はキッパリと本誌に明言した。
「彼女と入籍していないとか、認知もしていないように書いてありましたけれど、あれはまったく記事が間違っているんです。きちんと子供が生まれる前に、彼女と籍を入れさせてもらいました。それはもう、彼女のためにも子供のためにも、きちんと済ませてあります。1人の社会人として、きっちりやらせてもらいました」
――豊川さんが気にされていた、前のお子さんたちとの話し合いも、ちゃんとされたということですか?
「具体的なことまではお話できませんが……。きちんと筋は通させていただきました」
そう話す豊川の顔には笑顔が浮かんでいた。
最後に、どんな娘に育ってほしいか聞いてみると――。
「元気に、そしていい子に育ってくれれば、それだけで十分です」
そう言って、幸せそうに微笑んだ。
新居も完成し、結婚、出産と“おめでた”続きの豊川。新たな家族のためにも、ますます仕事に燃えるはず!