紅白にも出場した3人組ユニット『FUNKY MONKY BAYBYS』が解散してから、6月2日で早や2年になる。ボーカルのファンキー加藤(36)はソロに転身し、現在は初の全国ツアー真っ最中。また5月13日のブログでは、2月に第一子が誕生したことを発表している。そして、DJケミカル(33)は東京八王子市内にある実家の寺を継ぐべく修行に励んでいるという。それぞれが、次のステージへと歩き始めている――。
でも、ちょっと待って。もう1人のボーカル・モン吉(36)だけは解散以来、その後が聞こえてこない。今、どこで何をしているの!? そこで本誌は、モン吉の地元である東京・八王子へと向かった。さっそく聞き込みを開始すると「今も地元にいる」「コンビニでよく見かける」といった証言が続出。そんななか知人の1人が彼の近況について、こう明かす。
「あいつはねぇ……今、何もしてないですよ。フリーターみたいなものです(笑)」
なんと活動が報じられないのではなく、何もしていなかったのだ! ファンモン時代の貯蓄や印税収入があるため、生活には困らないのだろう。だが、モン吉は10年1月に幼馴染の一般女性と結婚している。一家の大黒柱として、そろそろ再デビューも考えているのではないだろうか。 夫婦を知る友人はこう語る。
「モンちゃんは、たしかにブラブラしていますね。5年前に結婚して、まだ子供はいません。たまにクラブDJをやって稼いでいましたが、それに一時期のことでした……」
一部では解散の理由として加藤とモン吉の不仲が囁かれた。だが、音楽関係者は言う。
「モン吉の結婚式にはメンバー2人とも来ていて、楽しそうに盛り上がっていましたからね。不仲ということではないと思いますよ。それよりもファンモンが余りに売れすぎたことで、次から次へと曲作りを強いられるようになった。ひどいときには『3日に1曲作る』なんてことも。そうした消費される生活に疲れたのではないでしょうか」
だからこそ彼は自由気ままな生活を謳歌しているのかもしれない。前出の知人が続ける。
「モン吉はいつも『人が多くて欲にまみれた都会がイヤなんだ……』と言っていました。だからでしょう、解散後は奥さんと一緒に世界放浪の旅へ出ていましたね。元々、そういうヤツなんです。ファンモンで忙しくしていた彼のほうが、僕たちからすれば違和感があった。なので、今は“元に戻った”というほうがしっくりくるよ」