「斎藤工さんは主演で出番が多いだけでなく、同時期に映画の撮影も入ってしまうなどかなりのハードスケジュールだったそうです。そんななかでも、最後まで弱音を吐かず真剣に作品と向き合っていました」(ドラマスタッフ)

 6月18日午後6時。都内のレストランバーで、斎藤工(33)主演ドラマ『医師たちの恋愛事情』(フジテレビ系)の打ち上げが行われていた。

ドラマ『昼顔』の不倫教師役でブレイクし「いま最もセクシーな俳優」と言われる斎藤。そんな彼が今作では真面目で誠実な熱血外科医を演じ、石田ゆり子(45)演じる年上医師との恋の行方も注目を集めた。

しかし、結果は平均視聴率8.49%と今ひとつ。そうした空気のなかで行われたこの日の打ち上げだったが、会場入りする石田や相武紗季(30)、斎藤らの足取りは思いのほか軽かった。

和気あいあいとした雰囲気で宴が進むなか、斎藤が登壇。だが、そこでの彼のスピーチが会場の空気を一変させたという。

「斎藤さんは最初こそ笑顔でスピーチしていたのですが、『放送翌日に視聴率の数字が送られてくるのですが、途中から見ないようにしていました。現実を……』と途中で言葉に詰まり始めたんです」(前出・ドラマスタッフ)

目に涙を浮かべながらも必死にこらえていたという斎藤。彼はスタッフを見まわし、こう続けた。

「ドラマの良し悪しは、数字では決められないと思います。でも……それは……僕のせいだと思っています。今回、僕は本当に甘えさせてもらいました。みなさんに主役にさせてもらったと思っています。この恩はいつか必ず返します」

こらえきれなくなった斎藤の頬を、熱い涙が伝う。そんな“男泣き”の斎藤に会場のスタッフは胸キュン!一部では、すすり泣く声も聞こえたという。

涙で誓った再会の約束。それが果たされる日は、きっと来るはずだ――。

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