「(結婚と妊娠を)公表した夜、いろいろ考えていたら感極まって、ありがたさに号泣しました」
6月30日に生出演したラジオ番組で、そう喜びを語ったのはタレント・眞鍋かをり(35)。現在妊娠6カ月。彼女は4日前の26日、自身のブログでミュージシャンの吉井和哉(48)との結婚を発表したばかりだった。年齢差13歳の眞鍋と吉井が出会ったのは4年前、’11年秋だったという。
「吉井と食事をしていた眞鍋の友人が、その席に彼女を呼んだそうです。眞鍋はもともと吉井がボーカルを務めていたバンド『THE YELLOW MONKEY』の大ファンで、2人は意気投合し、すぐに交際に発展しました。翌年2月には熱愛も報じられています。眞鍋のほうが積極的だったそうですが、結婚まで4年もかかったのは、吉井には結婚歴もあり、子供も4人いたからです」(芸能関係者)
吉井は’92年ごろに最初の結婚をしている。吉井を知る音楽関係者は言う。
「アマチュアバンド時代に出会った女性と出会い、女の子3人と男の子1人に恵まれました。吉井は大変子煩悩ですが、それは彼の生い立ちも関係しているようです。彼自身も『喪失感が僕の表現の基本』と語っていますが、旅芸人だった父親は彼が小学校に入学する前に亡くなり、母親との関係も良好とはいえず、家出をしたのです。両親との縁が薄かったことの反動なのか、彼は子供たちを溺愛していました」
‘08年ごろに離婚した後も、吉井は子供たちと良好な関係を保つよう努めていたという。
「それは眞鍋と交際を始めた後も変わりませんでした。吉井と出会ったとき彼女は31歳。結婚願望も強かったそうですが、吉井と子供たちとの絆を目の当たりにしていた眞鍋は、待ち続けるしかなかったのです」
しかし、眞鍋の妊娠が転機になった。
「眞鍋は不安を感じながらも、吉井に妊娠を打ち明けたそうです。子供と暮らせず寂しい思いをしていた吉井は、眞鍋が想像していた以上に喜び、入籍することになりました」
まさに眞鍋の執念が勝ち取ったゴールインだった。