「僕はカメラがないときも変わりません。思ったことを素直に伝える性格を好いてもらっているのかも」
やんちゃな言動で韓国のバラエティ番組にひっぱりだこのカンナム(28)。渡韓を決心したのは、ハワイに留学していた高校生のころ。
「テレビに韓国の歌手が出ているのを見て、世界的スターになるには韓国に行くべきだと思ったんです」
’11年にHIP-HOPグループ、M.I.Bでデビュー。日本で生まれ育った彼にとって、韓国は母の故郷でありながらも異国だった。
「言葉や考え方が違って、最初は戸惑いました。でも、“彼らの好きなものを僕も好きになろう”と、グループ内ではやっていたネットゲームを一生懸命覚えたら自然と打ち解けていました」
韓国語を流ちょうに話すためにアナウンサー学校に通うなど、元気キャラの奥にある努力が韓国国民の心をつかんでいるのだろう。