9月上旬の昼すぎ。ベビーカーを押しながら、都内の急な坂道を登る女性の姿があった。佐藤江梨子(33)だ。
サトエリといえばアメリカ人のハーフ男性と結婚し、8月上旬に第一子となる男の子を出産。退院して間もないはずだが、左手には大きなビニール袋が。なかから長ネギがのぞいており、スーパーへ買い物に出かけたようだ。
意外だったのは、ベビーカー。最近では10万円以上する海外製を購入する芸能人が激増しているが、彼女が選んだのは一般的でリーズナブルな「コンビ」の製品だった。
まだ少し産後疲れも残っているのか、ときおり辛そうな表情を見せながら帰って行ったサトエリ。彼女のいまについて聞くべく、後日、本誌は彼の夫のもとへと向かった。
――ご出産、おめでとうございます。奥様や赤ちゃんの体調はいかがですか?
「母子共に元気ですよ。自然分娩ですが、本当によく頑張ってくれました」
冒頭のベビーカーでの買い物帰りを目撃したことを継げると、彼はこう答えた。
「確かに買い物に行っていましたね。ベビーカーは僕がネットで買ったものですね。コンビで安かったんですよ」
ちなみにそのサイトを見てみると、同タイプの商品が42%オフで2万円台。かなりのお手ごろ価格だった。
「僕も家事や育児を手伝いますが、江梨ちゃんは何でも自分でやっちゃうんです。産後ケアももう一人でやっているし、本当にスゴイ。“スーパーお母さん”です!」
出産から1カ月、サトエリは主民派の貫録ママに変身していた――。