《まさか娘を抱いて母の一周忌を迎えるなんて、一年前の今日には考えもしなかったです》
8月11日付のブログに、こんな言葉を書き込んでいたのは井上和香(35)。
‘14年8月11日、元女優で・母の嵯峨京子さんがすい臓がんで亡くなった。享年73。家族たちの悲しみを癒したのが、井上が7月18日に出産したばかりの長女の存在だ。日本料理店を営む、井上の父はこう語った。
「女房を失くしてガックリきちゃったのが、なかなか戻らなくて……。でも、娘のところに女の孫が生まれてきてくれて、少し元気になりましたよ。私でも少しは孫の面倒を見られるからね。週に2、3回は娘の家に足を運んでいます」
父は“亡き女房が孫を呼んでくれた”という言い方もしていたが、それは井上一家共通の思いのようだ。同じく料理店で働く井上の姉も言う。
「(和香)本人も『母が子供を授けてくれた』って言っていますよ。彼女も、母がいなくなってしまったぶん、子供を産んで家族を増やさなきゃなんてプレッシャーを感じていたのかもしれません。でも考えていた以上に順調に、女の子に恵まれて……」
また井上の知人は言う。
「特に今年3月に出産した安めぐみ(33)、6月に出産した森三中の大島美幸(35)とは、年も近いこともあって、頻繁に連絡をとっているそうです」
このママ友ネットワーックが、母をうしなった井上の支えにもなっているようだ。