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9月24日に肝内胆管がんで亡くなった川島なお美さん(享年54)。その告別式が、10月2日都内でしめやかに営まれた。

 

前日に行われた通夜には、松嶋菜々子(41)や吉田羊(41)、石田純一(61)、そして古谷一行(71)ら約1千500名の芸能関係者が参列。ファン約800名も足を運び、彼女の若すぎる死を悼んだ。通夜のために、鎧塚さんは “不眠不食”だったという。

 

「心配したパティシエ仲間が『何か食べないと』と、前の日の夜に食事を置いて行ったのですが、翌日もまったく手つかずで、そのまま置かれていたそうです。眠った様子もありませんでした」(パティシエ仲間)

 

“私の血はワインでできているの”と語っていた川島さん。祭壇には世界最高級ワインのロマネ・コンティや彼女の生まれた年のシャトーマルゴーが供えられた。

 

「他にも犬の置物や焼き菓子、ケーキ、ワイングラスなどが並べられていましたが、すべて鎧塚さん自身が選んで、祭壇に供えたものでした」(親しい知人)

彼女の最後の晴れ舞台をデザインするかのように没頭するその姿に、誰も声をかけられないほどだったという。それはまさに、妻を送り出す夫からの思いが結晶した“愛の祭壇”だった。

花で埋め尽くされた川島さんの棺の前には、もう一つの“贈り物”が。

 

「遺影の前に置かれていたケーキは、鎧塚さん自身が手づくりしたものではなく、『トシ・ヨロイヅカ』のスタッフたちが作ったもの。天国にいる川島さんをイメージしていたかのようでした。色とりどりの花畑のなか、犬を抱いて笑っている川島さんがマジパンで作られていました」(通夜参列者)

ホワイトチョコで作られた“天国のケーキ”に添えてあったプレートには、“ありがと”という感謝の言葉が書かれていた。

 

「愛の祭壇」と「天国のケーキ」。夫の愛を最期までめいっぱい受けながら、川島さんは安らかに天国へと旅立っていった――。

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