東京・浅草で人力車を牽く現役のイケメン俥夫『東京力車』の4人組が、今月25日「俥気”おとこぎ“/我ありて我思う」(テイチクエンタテイメント)でCDデビューする。
メンバーでリーダーの関根真世(29)は元プロボクサーで俳優志望。押木宏太(28)は歌手志望で既にYou Tubeのソロプロジェクトで40万回の再生回数を誇る実力派。田村裕樹(20)は現役大学生でモデルやゴスペルもこなす。大井達也(22)も現役大学生で歌手の夢を捨てずに大手企業の内定を蹴ってメジャーデビューを果たしたわけだが、4人とも東京力車ではアルバイトの身だ。
関根「普段は毎朝9時から6時くらいまで人力車を牽いています。時給+乗せた人数で歩合になるので、乗っていただけるように常に声かけしています」
押木「以前、どうしてもディズニーシーまで乗せていってくれと頼まれまして、往復で40キロ人力車を牽いた事もあります」
田村「海外のお客様も多いのでやりがいがあります。友人に大学生でモデルで人力車のアルバイトしながらCDデビューという経緯の説明が大変ですね(笑)」
大井「学校は卒業前なのでほとんど人力車を牽いてますね。両親にも大学卒業後は今の道で頑張る事は伝えてあります。今はデビュー前で人力車の後はレッスンもあって充実しています」
『粋でイケメンな俥夫』となれば女子だけの人気に収まるわけもなく、“2丁目男子”からのご指名も多いと言う。
関根「電話でお問い合わせが来て、指名されたことがあります!」
押木「メンズのお客様も多いんです。ハグして下さい!とか、『お姫様抱っこしてほしい』とお願いされまして(笑)もちろん、やらせていただきました!お乗りになった後、丁寧なお礼のお手紙とか頂くんですけど、純粋に励みになりますね。」
すでにイベント出演や写真集発売も予定され多忙の日々だが、オフ日もジムに通い、体力作りにも余念はない。
関根「やるからにはてっぺん目指して4人で頑張っていきます!」
2020年の東京オリンピックを前に、新たな日本の『俥夫』達が日本だけではなく世界に向けて動き出した。