好評放送中のNHK連続テレビ小説『あさが来た』で、あさの娘・千代を演じている小芝風花(18)。千代は、実業家として名を知られていく母に対して何かと反抗し、周囲を困惑させる。その“母娘バトル”がますます白熱中だ。あさと千代の母娘バトルは今後のみどころの1つ。演じる小芝自身もそこに注目してほしいと語る。
「やっぱりお母ちゃんと対峙し、『いけず』を言ってしまうところは見てほしいです」
ほかにも、彼女は注目して欲しいところがあるという。そこで、千代が注目のポイントを紹介!
【梨央ちゃんのほかにも……千代は全部で8人もいた!】
小芝が演じているのは14歳以降の千代。幼少期の千代は、当初あさの子供時代を演じた鈴木梨央の再登板で話題を呼んだが、2人を含めるとじつは千代を演じた女の子は、赤ん坊のころから数えて8人もいた!
「千代は小さいときから細かい成長を映していただいているので、私の演じる千代が視聴者のみなさんに『千代だ』って思っていただけるか、すごくドキドキしています」
【見た目も大人になっていくところに注目してください】
ストーリーの進行が速く、1週間の放送のうちに、数年が経過しているということも珍しくない朝ドラ。よって、衣装や小物で重ねた年齢を表現することも。
「幼いころは着物が黄色や赤などはっきりした色づかいのもので、大人になるにつれて、どんどん落ちついた色に変化していきます。髪形やリボンの色も変わっていくので、そういう部分も見ていただけたらうれしいですね」
【ホントはお母ちゃんが好き。複雑な心を上手に演じたい】
『あさが来た』の佐野プロデューサーもみどころの1つに挙げる「あさと千代の母娘バトル」を、小芝はこう分析する。
「ずっとお仕事へ行く後ろ姿や背中ばかりを見てきたから、寂しい部分もあって、いけずという形で出てしまう。けっしてお母ちゃんが嫌いなわけではなくて、見るとつい言ってしまいたくなるんです。本当はお母ちゃんのことが大好きでかまってほしい、その気持ちをうまく見せられたら、と思います」
そんなポイントに注目すれば、後半の『あさが来た』がさらに盛り上がること間違いなし!