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「いま、所属事務所のサンミュージックはベッキーさんの居場所を把握できていないようなんです。事務所の相澤正久社長ですら、彼女が『ご迷惑をおかけして……』と一度頭を下げにきたときに会っただけ。後任の担当者が連絡してもベッキーさんから返事はないそうです」(芸能関係者)

 

『週刊文春』の報道から端を発するベッキー(31)の“不倫騒動”。ゲスの極み乙女。のボーカル・川谷絵音(27)との不倫を報じられ、無期限の芸能活動休止期間に入っているが、事務所と“断絶状態”とは本当だろうか。

 

2月中旬、ベッキーの実家を訪れてみた。実家前に1台の車が停まった。休業前のベッキーが移動に使っていた、事務所の車だ。中から事務所関係者が現れ、ベッキー宅のチャイムを鳴らすが誰も出てこない。5、6分ドアの前で待機したが、中から応答はなく、そのまま立ち去った。

 

さらにその数時間後。同じ関係者が再び現れ、チャイムを押し続けたが応答はなし。関係者は不本意な表情を浮かべ、実家前から去った。やはり、事務所はベッキーと接触できていないのか――。

 

バッシング、そして芸能活動休止……。ついには彼女が川谷から関係を断たれようとしていることを本誌は前号で報じた。そんな不幸の連続から脱け出したい――。今のベッキーはその一心だと語るのは芸能レポーターの城下尊之さんだ。

 

「不倫騒動で彼女は、CM10社を降板しました。それによって生じた違約金を、『私が払う!』とベッキーさんは言っているんです」

 

生じた違約金は、4億円以上とも報じられている。本来、違約金は事務所が負担すべきもの。城下さんが続ける。

 

「すでに彼女の母親と事務所の間で、話し合いが進められていると聞いています。クライアントとの交渉で決まった違約金の総額を、事務所とベッキーさんとで分担。彼女も数億円を負担する意向だとか。彼女はテレビ、CMで年間推定4億以上稼いできたとされています。違約金を負担できる貯金はあるのでしょう」

 

巨額を払うことで、彼女は“呪縛”から脱出したいのだと前出の芸能関係者が語る。

 

「彼女は事務所に借りを作りたくないのでしょう。ベッキーさんは、もともと歌手をはじめとしたアーティスト活動をしたいという思いが強い。だからこそ川谷さんに魅かれた。今回の騒動を奇貨として、今後は事務所主導のタレント活動を強いられるのはいやだ、という意思表明とも言えるでしょう」

 

サンミュージックに事実関係を確認したところ、「本人と連絡が取れないということはございません。違約金に関しましては、何もお答えできません」という回答が返ってきた。“苦渋の叫び”は届くのだろうか。

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