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「この半年、とにかくよく食べました(笑)。でも大阪は、本当に食べ物がおいしくて助かりましたね。とくに私は薄味のおうどんがお気に入り。たこ焼きも関西風のおだしがきいたものだったりして、東京と比べて、やさしい味付けなのがよかった。後はちょっとでも寝る時間を増やすように心がけました。大好きな漫画の時間も返上して、すべて睡眠にあてて撮影に臨みました」

 

NHK連続テレビ小説『あさが来た』の10カ月間の撮影を、そう振り返るのは、主人公・白岡あさを演じる女優・波瑠(24)。朝ドラならではの長丁場を乗り切るため、波瑠が何より気をつけたのは体調管理だった。だが、昨年10月、最大のピンチに見舞われる。

 

「それだけ気をつけていたのに風邪をひいて、ひどい熱が出て、声がまったく出なくなってしまったんです。もうどうにもこうにもつらくて……」

 

そんなとき、親身になって心配してくれたのが、ドラマの共演者たちだった。

 

「五代さま(ディーン・フジオカ)は『のどにいいから飲んでください』ってはちみつをくださいました。とくに、よのさん(風吹ジュン)は、撮影現場では、まさにお母さんのような存在で、風邪に効く中国茶や漢方薬など、“女優の健康管理”についていろいろと教わりましたね」

 

さらに“加野屋”の撮影が、ハードな現場で心の支えになってくれた。

 

「加野屋のみんなが、本当に仲がよくて。番頭さんの雁助さん(山内圭哉)や亀助さん(三宅弘城)たちも楽しい会話で和ませてくれてリラックスできました」

 

ディーンは気分転換にと、大阪で見つけた「おいしいお店リスト」を教えてくれたそう。

 

「ディーンさんはとってもグルメ。休憩時間にフラーッと一人で外に出ては、おいしいものを食べて帰ってくる。あれは羨ましかった(笑)。私はカツラをかぶっていたので、残念ながら一緒に外に出るわけにはいきませんでしたが、クランクアップしたら、さっそく“五代さま御用達”のおそば屋さんやフレンチのお店を回ってみたいですね」