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「YOUは何しに日本へ?」

 

来日したレオ様にそう聞いたら、こう答えたに違いない。「お花見だよ!」と。主演映画『レヴェナント:蘇えりし者』のPRで来日したレオナルド・ディカプリオ(41)。じつはオスカー獲得のご褒美(?)に、日本での休日を楽しみまくっていた。

 

記者会見でも、「桜の季節の日本は初めてで本当に楽しみ」と話していたレオ様。その翌日の3月24日、レオ様ご一行は桜の名所・新宿御苑を早速訪れた。65種、1千300本の桜を誇る、都内有数の桜の名所で、レオ様と仲間たちはじっくり桜を堪能した。

 

「レオ様は10人くらいの大所帯で来ていました。最初は何か仕事の撮影でもしてるのかと思ったんですが、お花見が目的だったらしく、レオ様は四分咲きの桜をじっと見上げていました」(花見客の1人)

ところが驚くのはまだ早い。翌日はさすがに仕事と思いきや、なんと翌25日もオフにしていたのだ。快晴の昼下がり、レオ様が向かった先は、国指定特別名勝の東京・六義園。江戸時代の大名・柳沢吉保が造営した名庭園だ。そう、なんとレオ様が選んだのは、この日もお花見!

 

正門入口に車が停まると、ハンチング帽にサングラスをかけたレオ様が、降りてきた。どこからどう見ても、オーラ全開のレオ様だが、不思議と他のお客さんは気づかない。六義園の最大の見どころは、有名な「しだれ桜」。ピンク色に近い、濃い薄紅色のしだれ桜は、まだ五分咲きだったが、滝のように流れ咲き始めていた。しだれ桜を目にしたレオ様は感動の面持ちでつぶやいた。

 

「ディス・イズ・ビューティフル……」

 

“Myカメラ”を取り出すと、仲間たちをしだれ桜の前に立たせて、何枚もシャッターを切る。すると突然、レオ様が興奮気味に叫んだ。

 

「グリーン・ティー、グリーン・ティー!」

園内の茶屋を見付けたのだ。だが親日家のレオ様と違い、仲間たちには茶屋の存在がよくわからなかったようだ。同行の日本人ガイドから、「日本人がお茶を飲んで、いろいろ熟考するところよ」と聞くと、レオ様含め全員が「熟考か!」「へえ~、熟考ねえ」「熟考、熟考」と口々に繰り返す。

 

茶屋の長椅子に陣取り、足を組んで我流で抹茶を楽しんだレオ様。その真横には、若い日本人女性とその母親が座っていたが、やはりレオ様にまったく気付かないままだった。もったいない――。江戸時代の殿様と同じ場所で、日本の花、和の美に心酔することができたレオ様の表情は、実に満足気だった――。