「あの人、『真珠夫人』を演じていた、横山めぐみ(46)じゃない?」
道行く人がそう指さすほど、夜の繁華街で手をつなぎ、ルンルン気分で歩く男女の姿は、若者の街・下北沢で目立っていた。彼女がギュッと手を握りしめていたのは、夫のAさん(50)。結婚当時、“外資系セレブ男性と玉の輿”と騒がれたエリートビジネスマンだ。バツイチ同士だった2人が結婚したのは9年前。東大卒業後、米国でMBA(経営学修士)を取得。横山と知り合った当時、彼はアメリカン・エキスプレス日本法人の副社長だった。
「当時、“Aさんの年収は2千500万円”と報じられ、横山さんは玉の輿に乗ったと大きく書かれました。ただ実際には、Aさんはアメックスの社内カンパニーの“副社長”で年収1千万円台だったはず。もちろん実力あるエリートサラリーマンですが、年収2千500万円には届いてなかったはずです」(経済誌記者)
この日、手をつないだ2人が仲良く入っていったのも庶民的な中華料理店だった。
「2人ともお腹が空いていたんだと思います。奥さんのほうがテキパキと店員さんに注文して、2人で青島ビールをぐいぐい空けていました。奥さんのほうが盛んに話しかけていて、ダンナさんも終始笑顔。とっても微笑ましい雰囲気のご夫婦でしたよ」(居合わせた男性客)
約2時間半、ディナーを楽しんだ2人の会計は、3千円台とリーズナブル。『真珠夫人』から14年。演じた瑠璃子とは違う、安定した夫婦生活を、横山は楽しんでいた――。