5月26日の夕方5時過ぎ、伊東美咲(39)がタクシーで都内の豪邸に帰って来た。白のカーディガンを羽織り、紺のスカート、黒のパンプスと清楚なママスタイルの彼女。手には書店の紙袋など、たくさんの荷物を持っている。かたわらには、5歳になった長女の姿も。どうやら彼女のお迎えに行っていたようだ。
伊東といえば、09年に京楽産業社長の榎本善紀氏(47)と結婚。翌10年6月には長女を、15年6月には長男を出産している2児のママだ。現在は芸能活動を控え、育児優先シフト。特に今年は、長女の小学校お受験に向けて奮闘しているという。
「長女が通うプリスクールは英才教育が受けられることで有名ですが、それ以外に幼児教室にも通わせているそうです。伊東さんは、その送迎に奔走しています。さらに今年4月には、有名私立小学校の説明会に参加している姿が目撃されています」(スポーツ紙記者)
実は、本誌が目撃したこの日は彼女の39歳の誕生日だった。だが、お受験ママに休みはないようだ。さらに帰宅後はすぐパンプスをスニーカーに履き替えて、今度は徒歩で外出する。足早に向かった先は、東京都が認証している保育所だった。
「英国の名門カレッジと提携している有名保育所です。月額保育料は10万円前後と高額ですが、最先端の幼児教育が受けられると評判です」(幼児教育に詳しいライター)
6月で1歳になる長男だが、こちらもすでに英才教育を始めていたのだ。セレブに大人気のベビーカー「バガブー」に長男を乗せると、その顔を覗き込んで愛しそうに微笑む伊東。そして再び、少し急ぎめで自宅へと戻っていった――。
そんな目の回るような多忙な誕生日をすごした伊東が帰宅してから1時間後の19時すぎ、運転手付きの車が家の前に止まった。降り立ったのは、夫の榎本氏だった。直後には生花店から豪華なバラの花束が。愛妻に贈るプレゼントなのだろう。
そのまま家族4人で水入らずの誕生日祝いをすごすようだ……と思いきや、1時間ほどで榎本氏が再び外に出てきた。待たせていた車に飛び乗ると、運転手に指示を出し再び仕事へと向かった榎本氏。どうやら伊東を喜ばせるために、多忙な合間を縫ってわざわざ一時帰宅したようだ。
30代最後のバースデーに夫からサプライズで贈られた“感謝の花束”。それは誕生日も子育てに奔走していた伊東にとって、何よりうれしいプレゼントとなったことだろう――。