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6月1日、市川海老蔵(38)のブログでの告白が反響を呼び、《海老蔵が出家》など、スポーツ紙も大きく取り上げた。海老蔵とは20年以上の交流がある瀬戸内寂聴さん(94)がこう語る。

 

「“得度”とは、仏様の弟子になるということです。しかしすぐにお坊さんになるというわけではなく、キリスト教の洗礼のようなものですから、日常生活はそれほど変わりません」

 

寂聴さんが得度したのは43年前の73年のこと。

 

「私は、自分の文学をもっと高めたい、深めたいと考え、決意しました。海老蔵も、自分の舞台を高めたい、深めたいと思ってのことでしょう。『あのヤンチャだった海老蔵がそこまできたか』と感慨深かったですね。すぐに『おめでとう』と、祝電を打ちました」

 

海老蔵の父である十二代目市川團十郎が亡くなってから3年がたつ。

 

「自分を守ってくれたお父さまが亡くなって、ずっと心細い思いをしていたのではないでしでしょうか。そんなときには信仰が頼りになります。得度して、仏様の弟子になったことで、自分の気持ちをどっしりと落ち着かせることができるのです。拝み方も、ただ何となく仏壇に手を合わせているのとは変わってきます。極楽にいるお父さまの魂と、より深く交流できますし、お父さまも、さぞよろこんでいらっしゃると思います」

 

そんな海老蔵に対して、最後に寂聴さんはこう語った。

 

「常に仏様が見守っているわけですから、もう悪いことはできない。昔のように大酒を飲んでケンカしたりとかもなくなるはずです。パリ公演では現地紙に『必殺の視線』と絶賛された海老蔵ですけど、もうこれで浮気もできないでしょうね(笑)」

 

“脱煩悩”ーー、それが得度の先輩から贈る言葉だった。