「編集長は花森安治さんでしたが、大橋鎭子さんや母の久子さん、次女の晴子さんや三女の芳子さんたち“大橋家”が一丸となって、会社を支えていました。私が入社した昭和35年当時は、まだ社員は10人にも満たなかったため、家族のような雰囲気でした」こう話すのは、『暮しの手帖』元編集部員で『花森さん、しずこさん、そして暮しの手帖編集部』を出版したばかりの小榑雅章さん(78)。 視聴率...

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