9月1日に公式サイトを開設し、11月にシングル『Hero』をリリースすると発表した田口淳之介(30)。今年3月末でKAT‐TUNを脱退し、所属事務所を退社してから半年。突然の芸能活動再開が大きな話題を呼んだ。
実はこの前日、本誌は活動再開の最終調整をする田口の姿を目撃していた。8月31日、都内のホテルのラウンジでスタッフらしき男性と女性と打ち合わせをしていた田口。「ギャラドスじゃないですか!すごいですね」と男性にポケモンGOの話題で話しかけている。どうやら、田口もかなりはまっているようだ。しばらくすると、話題は仕事のことに。
「そこは、やっぱり期間限定で……」
「インスタグラムやツイッターもいいけど、SNSはやりつくされているから……」
「動画で何か展開できないですかね……」
などと話し込んでいる。どうやらジャニーズ事務所時代にできなかったネット上での顔出し展開を考えているようだ。ちなみに、田口は自身の公式サイトでこう綴っている。
《11月に初めてのシングル「Hero」を発売することになりました!僕のオフィシャルファンクラブも立ち上げて、初めてのイベントもやります》
だが、その全容はいまだ見えない。彼は今後、いったいどんな活動をしていくのだろうか。そこで活動再開を発表した翌日、本誌記者は自宅から出てきた田口に直接話を聞いた。
「僕はこういう取材を受けるのは初めてなので……」と、突然のことに戸惑いを隠さない田口。彼が公の場で話すのは、ジャニーズ事務所を退社して以来はじめてのことだ。それでも再出発について聞いてみると、彼は笑顔でこう語ってくれた。
「KAT‐TUNをやめたときは、その後のことなんてまったく考えていませんでした。決まったのは本当に最近のことなんです。ここ1カ月くらいでしょうか。トントン拍子に決まっていって……。いまは個人事務所ですし、インディーズでやっていくことになります」
11月29日が誕生日の田口だが、シングルの発売はそれに合わせたわけではないという。
「誕生日とリリース日は関係ありませんね。新曲といえば今回、作曲は他の人にお願いしましたが、作詞は自分でやったんですよ。いまの夢ですか?とにかくライブをやることですね。これからも、とにかくいい音楽を作っていけたら。そう思っています」
田口の事務所担当者は、今後についてこう語る。
「シングルの発売は11月の上旬を予定しております。ライブについてはそのときにイベントなどの形でできればと考えております。田口がやりたい音楽というのは、R&Bテイストのポップスです。今後はそうしたジャンルの曲を展開していくことになりそうです。作詞に挑戦しているのは、男らしく自分の言葉で伝えたいという思いからです。音楽を通じてポジティブなメッセージをファンに届けていければと思っております」
この日の取材を掲載した本誌記事【田口淳之介 小嶺麗奈との結婚を示唆「いつか責任ある行動を」】では、交際発覚から9年になる小嶺麗奈(36)との今後についても明言していた田口。その再出発は、果たして成功するのだろうか――。