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「モモちゃんが、まさかあの話題の監督の娘だったなんて、撮影現場の誰も知りませんでした。スタッフも共演者も大友啓史監督ですらも、撮影が終わった打ち上げの二次会の席で、初めて知ったんです」(映画スタッフ)

 

来年3月に公開が予定されている話題の映画『三月のライオン』。天涯孤独な17歳のプロ棋士の闘いを描く超人気コミックが原作で、神木隆之介(23)が主演。注目を集める期待の一作だ。

 

本作で、ヒロイン三姉妹の末っ子「モモちゃん」を演じているのが、子役の新津ちせちゃん(6)。ストーリー上も重要なキャラクターだ。

 

いま“天才子役”として引く手あまたのちせちゃん。これまでに、ブランド卵「きよら」CMや、「ゆう活」の政府広報CM、さらにはミュージカル『ミス・サイゴン』にも出演している。

 

だが、ちせちゃんには撮影現場の誰もが知らなかった“秘密”があった。じつは、ちせちゃんの“パパの名”は、アニメ『君の名は。』でブレークした新海誠監督(43)――。

 

「ちせちゃんが『モモちゃん』役を勝ち取ったのは、完全に実力です。ほかの子と交じって、ふつうにオーディションを受けていました。『3月のライオン』主演の神木くんは、『君の名は。』でも主役声優を務めて、新海監督とは私生活でも交流があるんです。その神木くんですら、最後までちせちゃんが新海監督の娘だとは知らずに共演していましたよ」(前出のスタッフ)

 

彼女を劇団に入れたのは、母親だという。ちせちゃんの母親は、女優の三坂知絵子(39)。新海監督と結婚する前から舞台や映画で活躍してきた女優だ。

 

あまりプライベートは語らない新海監督だが、娘がいることは、明かしている。9月の本誌インタビューでも、こんなエピソードを。

 

「最近は、生意気なことをいっぱい言いますね。この作品を作り始めたときから知っていますから、完成まで2年かかるのを見て『まだできないの!?』なんて言われてカチンときたり(笑)。映画がヒットしているのはわかってるみたいで、近所のコンビニに行ったとき、『パパ、顔がコンビニの人にバレちゃうよ』って。彼女のなかでは、僕は超有名人になってるんでしょうね。まあ、うれしいことですが」

 

今年、一躍“時の人”となった新海監督は、子育てでも大成功していた――。

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