11月24日に発表された、今年のNHK紅白歌合戦の出場歌手。
「サプライズが少ない」と決して評判がよくなかったなかで、「びっくりした!」と別の意味で“サプライズ”と声が挙がったのが、初出場となった大竹しのぶ(59)だ。
女優としては朝ドラ出身でもありNHKとは縁が深いが、歌手としての実績はほとんどない。今回、紅白に選ばれた決め手は何だったのか。
「大竹さんは、14年に山崎まさよしさんとのコラボ曲『黄昏のビギン』をリリースしています。じつはこの曲は、今年7月に83歳で亡くなった永六輔さんの作詞。来年1月の追悼コンサートには大竹さんも出演します。今回の紅白でも、永さんを偲んで『黄昏のビギン』や『見上げてごらん夜の星を』を大竹さんが歌うプランが浮上したようです」(制作関係者)
また、昨年まで4年連続で出場していた美輪明宏さん(81)が今年は出演せず、“ポスト・美輪”として選ばれたとの声も。
「NHKとしても、流行歌手と違った世界観を出せる人を出場させることで、紅白の幅そのものを広げたいと思っています。美輪さん同様、大竹さんは女優として舞台やミュージカルで培ったものがあり、歌にも感情移入できること、そして昨年、今年とNHKの歌番組に出演していることもあり選出されました」(前出・制作関係者)
美輪サマばりに視聴者をうならせることができるか――。