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ダウンタウンの松本人志(53)が4日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」(日曜・午前10時〜)に出演し、ASKA容疑者(58)の再逮捕についてコメントした。

 

2014年に覚せい剤取締法違反などの疑いで逮捕され、執行猶予期間中だった歌手のASKAこと宮崎重明容疑者が、同法違反で先月28日に再逮捕された。ASKA容疑者は、先月25日に「盗撮されている」と自ら110番通報。言動に不振な点があったことなどから駆けつけた警視庁の捜査員に尿検査を要請され、覚醒剤の陽性反応が出たという。報道後、読売テレビ系「情報ライブミヤネ屋」で電話取材を受け、「100%やっていない」と否定してから、わずか5時間後の波乱の逮捕劇だった。

 

レギュラー出演している芸能レポーターの長谷川まさ子(52)は、今回のASKA容疑者再逮捕の裏側を次のように明かした。

 

「ASKA容疑者は最近、アルバム作りと本の執筆活動をしていたんですけれども。本人によると、本来は東京のスタジオを借りたかったんですが、貸してくれるところがなかったということで、福岡のスタジオに。そうなると、家族の目が届かない状況が生まれてしまうんですね。さらに執筆活動ということになりますと、本来自宅の書斎で(行う)、ということになるんですが、書斎が(前回逮捕の)犯行の現場ということから、家族がリフォームして、自宅の書斎をなくしているんですよ。ということで、結局本を書くには都内のホテルにこもるということになって。どんどん、家族の目が届かなくなるという状況に」

 

薬物の再犯率は極めて高く、年代が上がるほど再犯率は高くなりASKA容疑者と同じ50代以上の再犯率は83.1%となっている(警視庁より)。また、国立精神・神経医療研究センターの松本俊彦医師によると、《1回の逮捕で薬物から復帰できる人はまれで、治療プログラムを受けても断薬に至るまでに平均7、8回は再発。医学的に見れば再発は回復の一過程。治療のなかでは最初から織り込み済みのよくある出来事》(日刊ゲンダイ記事より一部抜粋)だという。それらをふまえ、松本はこうコメントした。

 

「(覚醒剤)は、すごい薬なんですよ。ある意味、今回のニュースでこの人(ASKA容疑者)の言っているムチャクチャなこととかをみると、本当にヤバい薬なんだなって思って。絶対やっちゃいかんなって思うね。変な話、この人(ASKA容疑者)功労者ですよ。(これから薬に手を出そうとする人は)絶対減るよ。こうなっちゃうっていう。当初、逮捕されたとき(2014年の逮捕時)や覚醒剤をやりだしたときは、ウソばっかりついてきたんでしょうけど、今はもうウソをついているという意識すらないから、怖いっすよねえ」

 

レギュラー出演している犬塚浩弁護士は、ASKA容疑者の量刑について「すでに、(ASKA容疑者は)執行猶予期間でした。前回の判決で(実刑)3年ですから、4年半または5年くらいに、トータルでなるかもしれませんね」と語っている。

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