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俳優の成宮寛貴(34)が12月9日、所属事務所を通じて芸能界引退を発表。直筆で「こんな形で去っていく自分を許してください」とコメントした。

 

発端は、写真週刊誌『フライデー』が12月2日発売号で成宮のコカイン吸引疑惑を報道したことだった。これに対して所属事務所は「事実無根」と否定。尿鑑定を行い「12月7日、薬物検査の結果、陰性の結果を得ました」と発表したばかりだった。

 

所属事務所はFAXを通じて「本人から芸能界引退の申し入れがございました。弊社としても本人からの突然の申し入れに大変驚き、本人と何度も話し合いの機会を持ちましたが、本人の意思が非常に固かったため、大変残念ではございますが、本人からの申し入れを受けざるを得ないと判断しました」とコメント。成宮は引退決断の理由について、こう綴っている。

 

「心から信頼していた友人に裏切られ複数の人達が仕掛けた罠に落ちてしまいました。この仕事をする上で人には絶対知られたくないセクシャリティな部分もクローズアップされてしまい、このまま間違った情報が拡がり続ける事に言葉では言い表せないような不安と恐怖と絶望感に押しつぶされそうです。今後これ以上自分のプライバシーが人の悪意により世間に暴露され続けると思うと自分にはもう耐えられそうにありません。今すぐこの芸能界から消えてなくなりたい。今後芸能界の表舞台に立つ仕事を続けていき関係者や身内にこれ以上の迷惑を掛ける訳にはいかない」

 

そして「少しでも早く芸能界から去るしか方法はありません」とした上で、最後にファンについてこう思いを寄せた。

 

「元々何もない自分をここまで育ててくださった関係者の皆様本当にありがとうございました。応援してくださったファンの皆様、こんな形で去っていく自分を許してください。本当にごめんなさい。そして、ありがとうございました」

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