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「普段はスタジオ入りしたことも気付かないほど“普通の好青年”。でもモニターを通すと、不思議と特別なオーラを放つんです。まさに役者向きの資質ですね」(芸能関係者)

 

高橋一生(36)の勢いが止まらない。NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』に抜擢され、1月17日からは連続ドラマ『カルテット』(TBS系)にも出演。第1話を見た女子たちからは、Twitter上で《高橋一生は神》《高橋一生が演奏時にシャツの首元開けるの禁止した方がいい。女子が死ぬ》などの声が上。“ポスト星野源(35)”とすら呼ばれている。

 

「彼は幼少期から映画やドラマに出演していましたが、主戦場は舞台でした。30代の舞台役者の中でいちばんの演技派といわれ、演出家から名指しでオファーされるほどです。高橋さんが出演する小劇場はいつも満席で、女性だけでなく男性の演劇ファンも多い。集中力が高く、圧倒的な存在感で活躍の場を広げてきたのです」(舞台関係者)

 

舞台での評判を聞いたNHKは、早くから高橋に目をつけていたという。

 

「高橋さんはこれまで何度も大河に出演し、NHKの他のドラマにも数多く起用されてきました。局内では『第二の堺雅人として、ゆくゆくは大河の主演も!』と期待を寄せる声が多いですね」(NHK関係者)

 

そして今回話題の『カルテット』でも、松たか子(39)や満島ひかり(31)、松田龍平(33)らとの“競演”が注目されているのだ。いったい彼の何がそこまで周囲を引き付けるのか。その魅力について、TBS関係者はこう語る。

 

「撮影は昨年12月上旬から始まりましたが、現場での高橋さんは3人のお兄ちゃん的な存在。前室のソファにいつも4人で座って話をしているのですが、いつも輪の中心にいますね。彼は本当に博学で、その話題の豊富さには松さんたちも興味津々で聞き入っています。また彼は誰に対してもフラットに接しているため、スタッフからの人望も厚い。演技以外でもドラマを支えてくれる“人間としての魅力”があるのです」

 

だがブレークまでには長い忍耐の日々が。そのため20代には、荒れた時期もあったようだ。

 

「20代のころはとにかくオーディションに落ちまくっていたそうです。やっと役にありついても、引きこもりの役とか犯人役ばかり。そんな苛立ちのせいで、今の彼からは想像できないほど荒れて周囲に毒づいたりしていたこともあったといいます。しかし彼はあきらめなかった。そこでテレビではなく、舞台で地道に実力をつけていこうと決めました。もともと責任感の強い人ですからね。どんなにつらい舞台稽古でも途中で投げ出さなかったことで、次第に頭角を現すようになったのです」(前出・TBS関係者)

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