俳優の木下ほうか(53)が2月4日、『おかべろ』(関西テレビ)に自身のマネージャーと共に出演。俳優としての下積み時代やブレイクしてからの苦悩や葛藤、またアラフィフ独身俳優としての自身の恋愛観について、赤裸々に思いを語った。
ほうかは20代の頃、役者として吉本新喜劇に約3年間所属。当時お世話になっていた先輩の浅香あき恵(60)や、未知やすえ(53)とは新喜劇退団後も親交があり、来阪時には必ず連絡を取って食事を奢ってもらっていた。先日初めてほうかが食事代を払おうとしたところ、「お前エラなったな~!」ととても喜んでもらったという。
また若手の頃には映画『岸和田少年愚連隊』でMCのナインティナイン・岡村隆史(46)とも共演。当時若手芸人としてブレイクしていた岡村に、「どうやって(主役を)演じてるの?」と尋ねたところ、「(台本に)書いてあることを感情込めて言うだけですやん」とそっけなく返答されたことを暴露。当時のことを覚えていた岡村も「あの時のことは反省してます」とほうかに平謝りしていた。
そんなほうかもドラマ『昼顔』やバラエティ番組の“イヤミ課長”で大ブレイク。ドラマにバラエティに引っ張りだことなったが、「1年程前に(仕事を)全て辞めたいと思った」と芸能界引退をマネージャーに相談していたことを告白。憧れていた“顔を刺される生活”を実際に経験したところ、自由が利かない生活に逆に気持ちが悪くなってしまったのだという。
これには岡村も同調。20代の頃全国ネットのバラエティ番組に出演し一躍人気者になったが、嬉しさを感じたのは束の間で、そこからは“周りに常に監視されている恐怖”を感じていたと告白。売れっ子になったことへの喜びと恐怖をほうかと語り合っていた。
その後は先月53歳になった独身俳優・木下ほうかの結婚事情に話が発展。40代後半から本格的な婚活をおこない良い(女性)候補も何人かいたが、「結婚の為に恋愛をしようとしている自分に気が付き、(結婚を)思いとどまってしまった」と告白。これから40代後半を迎える独身芸人・岡村と共に理想の女性像について意見交換し、「週4、5回行くファミレスにも喜んで来て欲しい」など、自身の一風変わった理想についても赤裸々に語った。
また、番組終盤に岡村からこの先の結婚の可能性について尋ねられると、「この間合コンに行きましたけど、(僕は)苦手ですね」と最近の恋活事情を暴露。岡村から「僕も(合コンが)苦手なんで、苦手な者同士で合コンしましょ!第一回はサイゼリヤで」と誘われると、「それいいですね!後で打ち合わせしましょう」と大いに乗り気になっていた。