4月から、ニュース情報番組『サタデーステーション』(テレビ朝日系)への出演がディーン・フジオカ(36)。
そして本業の俳優業でも、ファンが悶絶する新たなチャレンジが決まりそうだという。それは、芥川賞作家・平野啓一郎の小説『マチネの終わりに』の映画化。ディーン様が主役の最有力候補になっているのだ。
「毎日新聞に連載されたこの小説は、掲載時から女性読者の話題を独占。そのため、映画化の話が何社からも舞い込みました。ところが驚くことに、映画化の話を持ち込んだすべての社が“この役はディーン・フジオカさんしかいません”と言ってきたそうです。こんなこと、前代未聞ですよ(笑)」(映画関係者)
ディーン様が演じることになりそうな役は、2歳上のヒロインとの叶わぬ恋に翻弄される、38歳の天才ギタリスト。さまざまな想いが複雑に入り組む、大人の恋愛ストーリーだ。原作を少し紐解いてみると――。
天才ギタリストの蒔野聡史は、ある日、フランスの通信社に勤務するジャーナリストの小峰洋子(40)と出会う。出会った瞬間からお互い強く惹かれ合うが、洋子には米国人の婚約者がいて――。
「私、結婚するのよ、もうじき」
「だから止めに来たんだよ」
理知的な蒔野が、ふと見せる激情は、まるで炎のよう。
「洋子さんが自殺したら、俺もするよ。これは俺の一方的な約束だから。死にたいと思い詰めた時には、それは俺を殺そうとしてるんだって思い出してほしい」
ディーン様に、こんな“艶技”を見せつけられたら、映画館で“キュン死”する人が続出するかも――。