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『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)の“ゆるカワ”ヒロインで大ブームを起こした新垣結衣(28)。3月10日には7月期に月9ドラマ「コード・ブルー」(フジテレビ系)が放送されると発表されるなど何かと話題だが、彼女が現在挑んでいるのは“逃げ恥”と180度違うスポーツ映画だという。

 

その映画とは、今秋公開予定の映画『ミックス。』。彼女は天才卓球少女だったアラサーOLを熱演。W主演の瑛太(34)と男女混合ペアを組み、卓球の全国大会に挑戦していくというストーリーだ。

 

そんな映画の撮影が、3月上旬に群馬県内の体育館で行われていた。早朝7時前に宿泊先のホテルからタクシーに乗り込み、ロケ地へ向かったガッキー。100名ほどのエキストラに囲まれ卓球シーンに臨んだが、そこでは“逃げ恥”のみくりを彷彿とさせる天使スマイルで周囲を虜にしていたという。

 

「たとえばスタッフがカメラテストで寄ってきたときに、彼女は突然スマッシュする素振りをして驚かそうとしていました。また瑛太さんとペアを組む場面で勢いあまって体が触れ合い、恥ずかしそうにする一幕も。そんなひとつひとつのしぐさに、周囲から『見ているだけで癒される……』という声があがっていました」(芸能関係者)

 

いるだけで周囲を和ませるガッキーだが、実は撮影前から卓球の猛特訓をしていたようだ。

 

「運動が苦手な彼女は、クランクイン1カ月前から猛特訓をしていたみたいです。普通のスポーツ映画だと実技指導といえば、せいぜい2人ぐらい。でも今回は新垣さんの強い希望で4人も先生をつけたそうです」(前出・映画関係者)

 

そんな特訓の成果を発揮するべく、彼女は現場でも“鬼ロケ奮闘”を見せていた。

 

「天井サーブを打つシーンでは、納得がいかないらしく何度もフォームを確認。スタッフと相談しながら何十回もやり直していました。サーブは足腰を酷使するため、身体にも負担がかかったのでしょう。膝にはサポーターを巻いていました」(前出・芸能関係者)

 

前日の夜にも、体育館の脇に横たわってトレーナーらしき女性から腰のマッサージを念入りに受ける姿が目撃されている。連日の過酷なロケにもかかわらず、彼女はいっさいめげることなく撮影を続けていたという。

 

「撮影が中断するたびにストレッチをしてもらっていましたが、再開するとすぐ笑顔で現場に戻っていました。今作ではなるべくCGを使わない意向だそうで、新垣さんもそうした監督の意向に応えようと必死。そんなひたむきさを見ているうちに、次第に現場のボルテージも上がってきていましたね」(映画スタッフ)

 

映画の制作発表で、新垣は「私は卓球未経験ですし、プロの方とは持ち方も構え方も打つ方向もすべて違うなと今は思います。それが身体に馴染むように、繰り返し練習するしかないと思っています」と意気込みを語っていた。

 

満身創痍ながらも卓球に燃える新生ガッキー、そんな真摯な姿勢が周囲を惹きつけるのかもしれない。

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