「オンエア直前のディーンさんは非常に表情が硬く、担当コーナーの資料を何度も読み返していて、周囲もあまり声をかけられない雰囲気でした。相当に緊張しているのが伝わってきました」(テレ朝関係者)
4月22日からスタートした新番組『サタデーステーション』(テレビ朝日系)で、報道番組という新しい舞台に挑戦しているディーン・フジオカ(36)。
初回の放送で彼が挑んだテーマは“フードバンク”。家庭や企業で余っている食品を持ち寄り、シングルマザーや高齢者などで、十分に食事がとれていない人たちを支援していく活動のことだ。
ディーンはスタジオで「困っている人たちが、引け目なくこういうサービスを利用できるようになってほしい」と訴えた。
「これはディーンさん自身の企画です。日本ではまだ馴染みの薄いフードバンクですが、その現状と食の大切さを、彼自身の言葉で伝えていて、心に響くものがありました」(番組制作関係者)
それだけに思い入れが強かったのだろう。冒頭の緊張ぶりとなったわけだが、じつはこの日、ディーンは生放送中に“窮地”に立たされていた。
「事前の打ち合わせで、司会の高島彩さんとのやりとりを細かく決めてあったのですが、オンエア中にその一部をディーンさんが飛ばしてしまったんです。それを、機転をきかせて完璧にフォローしたのが高島さんでした。番組終了後、ディーンさんは『高島さんに助けられました!ありがとうございました!』と頭を下げていましたが、最後は大役を終えて安堵の“ディーン・スマイル”を見せていました」(前出・制作関係者)
次回の出演が楽しみだ。