6月7日に処分保留で釈放された田中聖(こうき・31)。5月24日の逮捕以降、過去の薬物疑惑や奔放な性生活ばかりが報じられているが、ここにきて意外な一面が飛び込んできた。田中と幼少期からの付き合いがある友人はこう語る。
「聖がやっていたバーに車椅子の客が来ることになりました。聖はわざわざ机や椅子を動かして、店のレイアウトを変えてまで、車椅子を入れやすいようにした。しかも“いいこと”をしているというふうではなく、そうすることが当たり前といった感じにやるんです。そういう面もある奴なんです」
2013年に田中は東京・西麻布にバーをオープンさせたが、これが決定打となりジャニーズ事務所から契約を解除された。このバーのVIPルームで田中が薬物を使用したり、女性と性行為をしていたという報道もあった。
「事務所を辞めたとき、『忙しくてできなかったことがたくさんあったから、これからは自分がしたいと思うことをやりたい。障がい者の支援イベントや福祉の仕事に興味があるんだ』と言っていました。実際に、最近も障がい者施設のボランティアに参加していたはずです」(前出・友人)
これを一概に田中の気まぐれとは言い切れない。10年前の2007年、田中が障がい者の自立支援施設へボランティアに行っていたことが「週刊女性」で報じられている。まだKAT‐TUNの一員だった田中は完全なプライベートで施設を訪れ、生歌を披露したり、施設で販売していたTシャツなどのデザインまでしたという。
「クスリをやっていた時期があるのは知っていますが、もう止めたものだと思っていました。だから、今回の逮捕には驚きました。あのときに語っていたことを思い出して、もう一度出直してほしい」(前出・友人)
ジキルとハイドのように二面性を持つ田中。どちらの顔が本物なのだろうか。