22日放送の「週刊文春」(文芸春秋)で、大手新聞社社員で既婚者の40代美女との不倫密会疑惑を報じられたフジテレビ系情報番組「とくダネ!」の小倉智昭キャスター(70)。よほど腹に据えかねたのか、さっそく同日の番組生放送で冒頭2分間にわたって釈明した。
同誌は所属事務所の全社員が退社後、2時間密会したと報道。その件については事務所の内装が灯りの漏れないミニシアター風だと説明。「映画を2人で見たりしたのが、密会って言われたら密会なのかもしれません」と釈明した。さらに昨年、ぼうこうがんが発覚し治療を続けていることから「そっちのことはご無沙汰ですよね」と笑い飛ばした。
「女性が既婚者であったことから密会が問題になったが、“決定的”な写真はなし。そのため笑いごとで済み、番組終了後も和やかな雰囲気だった。ただこれまで不倫報道に厳しいコメントを発してきた小倉キャスターだけに、今後当事者が『映画を見ていた』と発言したときの反応が注目されますね」(番組関係者)
小倉キャスターは「私、文春砲にまた撃たれました」と自虐ネタも繰り出したが、同誌に“不祥事”を報じられたのはこれが初めてではなかった。
「昨年8月に覚せい剤で逮捕されその後有罪となった俳優へ “資金援助”していたことを報じられています。長年同じ事務所に所属していた俳優で、その際も小倉キャスターは同番組で苦し紛れに釈明していました」(前出・番組関係者)
以前は朝の時間帯で視聴率が断トツトップだった同番組だが、ここ数年はテレビ朝日や日本テレビの後塵を拝すことも。そのため、小倉キャスターの立場も安泰ではないようだ。
「間もなく新体制になるフジは、同番組のリニューアルを画策しています。小倉キャスターに三度目の“不祥事”が発覚すれば、待ったなしで降板となりそうです。崖っぷちに立たされていますね」(民放キー局の編成担当者)
小倉キャスターはこれまで以上に自戒した方が良さそうだ。