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「七之助さんは小学校のときからモテモテ。同級生の女性が何人も『彼が初恋の相手だった』と漏らしていたほど。女性に困ったことがなかったと思います。それにどこか天然なところもあって、休日デートの際にスタイリストが用意したスーツを着て行ったこともありました。それがまた女心をくすぐるんですよね」(芸能関係者)

 

これまで数多くの熱愛が報じられてきた“梨園きってのモテ男”中村七之助(34)。8月18日の昼下がり、逢いに行ったのは長い黒髪と切れ長の目が印象的な清楚系美女。東京・歌舞伎座での『八月納涼歌舞伎』に出演中だった七之助だが、午前中に行われた第一部を終えて第二部までのわずかな休憩時間を縫ってタクシーで彼女のもとへ駆けつけていた。

 

「この女性は14年8月に『FLASH』で交際を報じられたAさん。北川景子似の一般人で、七之助さんは彼女を連れて都内にある実家へ行っていました。母・好江さん(58)や兄・中村勘九郎さん(35)一家、伯母・波乃久里子さん(71)が住む“四世帯住宅”へ連れて帰っていたことから“家族公認”とも騒がれていました」(前出・芸能関係者)

 

この日以外にも連日、密会を続けていた七之助。たとえ30分間でも逢いに行くほどで「今回ばかりは七之助も本気。年貢の納め時のようだ」と歌舞伎関係者の間で囁かれているという。だがモテすぎるゆえか、過去の恋愛はマイペース。いつも一歩引いたスタンスだった七之助。それが最近では、「七之助は変わった」と評価する人も多いのだ。

 

「父・中村勘三郎さん(57)が亡くなったのが12年12月、最近の七之助さんは以前にも増して歌舞伎へ精進するようになっています。大役も任されるようになり、すっかり風格も出てきています。また今年3月の俳優祭では市川海老蔵さん(39)の関連商品を取り扱う売店よりも、中村兄弟の売店のほうが長い列ができていました」(歌舞伎関係者)

 

父の死から5年目となる節目の年。七之助は前出の本誌インタビューで、勘三郎さんから伝えられた結婚条件について振り返っていた。

 

《「歌舞伎俳優だったら、どんな職業の女性でも、どんな国籍の女性でも、本気で愛したなら、結婚できなきゃだめだよ。だって俺たち、舞台ではそれこそ吉原の遊女や花魁と惚れたはれたって芝居してるんだから。結婚相手を選ぶときは、職業や国籍とか、そういうんじゃないんだよ」って》

 

愛を貫き通してこそ、歌舞伎俳優――。そんな父の言葉をかみしめているのだろう。また15年1月に中村獅童(44)が結婚したことにも、彼は意外なことを漏らしていた。

 

「獅童さんは猛アプローチの末、妻・沙織さんと結婚しました。また沙織さんも三歩下がって夫を支える“梨園妻の鏡”のような存在です。そんなふたりの結婚について、七之助さんが『あんな女性なら僕も結婚したい』と漏らしていたことがあったんです。『あの七之助がそんなことを言うなんて』と驚きを隠せませんでした」(別の歌舞伎関係者)

 

そんな七之助の変化に応じるかのように、Aさんも“梨園妻としての準備”を進めていた。

 

「Aさんの交際発覚後も、七之助さんには“恋の噂”が絶えませんでした。それでも彼女は、彼を決して見放しませんでした。そして彼女は交際を始めて以降、彼の公演に足しげく駆けつけています。15年9月に行われた『赤坂大歌舞伎』の客席でも、真剣に見つめる彼女の姿がありました。奔放な自分を見捨てず、静かに支えてくれる。そんな彼女の3年間を見ているうちに、七之助さんもようやく覚悟を決めたようです」(前出・歌舞伎関係者)

 

七之助は結婚について、本誌で《僕は、前々から言ってますが、歌舞伎が好きな女性じゃないと結婚は難しいかな、と思ってます。僕ら、家も生活も歌舞伎にどっぷりですから》とも語っていた。梨園NO.1のモテ男が「男のケジメ」をつける日は、間もなくだ――。

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