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8月18日の昼下がり。都内の大通りを、ひと組の男女が歩いていた。男性は中村七之助(34)。横にいる女性は、白い半袖カットソーにグレーのロングスカート姿。長いワンレングスの黒髪と切れ長の目が印象的な清楚系美女だ。東京・歌舞伎座で行われていた『八月納涼歌舞伎』に出演中だった七之助。午前中に行われた第一部を終えると、第二部までのわずかな休憩時間を縫ってわざわざタクシーで彼女のもとへ駆けつけていたのだ。

 

束の間の逢瀬を楽しんだ七之助はタクシーに乗り込むと、再び歌舞伎座へ。残った女性は笑顔で手を振る。そして車が走り出す瞬間、彼女は七之助に投げキスをした。名残惜しそうに去っていく七之助。それは歌舞伎の演目のような、恋の香りを漂わせていた――。

 

「この女性は、14年8月に写真週刊誌『FLASH』で交際を報じられたAさんです。北川景子似の一般人で、このとき七之助さんは彼女を連れて都内にある実家へ。母・好江さん(58)や兄・中村勘九郎さん(35)一家、そして伯母・波乃久里子さん(71)が住む“四世帯住宅”へ連れ帰ったことから、“家族公認”とも騒がれていました」(芸能関係者)

 

七之助といえば、数多くの熱愛が報じられてきた梨園きってのモテ男。12年7月には、写真週刊誌『FRIDAY』が“松下奈緒似”エステティシャンとの“お泊りデート”をキャッチ。A子さんとの交際報道後も15年2月にトリンドル玲奈(26)との熱愛報道が浮上。8カ月後の15年10月にも九州在住の“浜崎あゆみ似”一般女性との連泊デートが報じられた。しかし七之助自身はいつもマイペース。恋愛に対しては一歩引いたスタンスだったという。

 

「彼は自分から告白して追いかけたりせず、女性から言い寄られて初めて交際に発展するタイプでした。だから付き合ってからも、相手が彼に合わせる生活になってしまう。なのに七之助さんは『結婚願望がない』なんて公言するから、長続きしないんです。家族からも『大丈夫かしら……』と心配の声があがっていました」(歌舞伎関係者)

 

だが、七之助とAさんの交際発覚からもう3年になる。それだけでも異例だが、彼は公演の合間までわざわざ逢いに行っている。つまり七之助自身が、Aさんを強く求めているのだ。さらに翌日も、彼女のマンション近くの鶏料理専門店で仲睦まじい光景が目撃されていた。

 

「七之助さんたちは初めて来店されたようで、『予約した波野と申します』と言って店内へ。その後にモデル風の女性が入ってきました。七之助さんは店内でも料理が出てくるたびに『いただきます』『とてもおいしいです』と丁寧な口調で話していました。女性も、とてもおしとやかな方。七之助さんが『今日はこんなことがあって』と話す際も、敬語のように丁寧な口調で受け答えをしていました」(居合わせた客)

 

店を訪れたのは21時すぎ。18時半から行われた第三部を終えてすぐ、合流したようだ。

 

そして翌週の8月21日。この日も第一部の公演を終えた七之助は、Aさんのいる“癒しの自宅”へとタクシーを飛ばしてきた。そのまま嬉しそうに中へと入っていったが、マンションから出てきたのはなんと30分後!七之助はこの日も第二部に出演するため、タクシーに乗って戻っていった。たとえわずかな時間でも、彼は連日の密会をやめなかった。

 

「ここまでひとりの女性に入れ込むなんて、過去の七之助さんなら絶対ありえないことでした。そのため梨園でも『今回ばかりは七之助も本気。年貢の納め時のようだ』との声が出ています」(前出・歌舞伎関係者)

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