昨年末にSMAP解散した稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(43)、香取慎吾(40)。9月8日にはジャニーズ事務所を退社したが、9月22日に公式サイト『新しい地図』を立ち上げた。すると世間の話題を独占し、現在も注目を集め続けている。
香取のレギュラー番組「SmaSTATION!!」(テレビ朝日系)は9月23日で終了。香取が番組終了を6月中旬に新聞報道で知ったと明かしたが、ジャニーズ事務所はこう説明する。
「本年6月上旬の時点で、香取氏に対しても、また香取氏代理人弁護士に対してもテレビ朝日様から9月末時点での番組終了のご連絡を受けている旨を、口頭および書面で繰り返しお伝えしております」
いっぽう、香取の代理人弁護士は「香取氏の発言に嘘はありません」と回答。主張が真っ向から食い違っている。
彼らの今後の展開の舵を切っているのは、パートナー会社の「CULEN」。代表取締役は、元マネージャーのI氏だった。SMAP育ての親ともいわれていたI氏だが、昨年1月にジャニーズ事務所を退社。だが、辣腕ぶりは健在だったようだ。
「I氏は、中国や韓国に顔がききます。それもあってアジア圏での映画製作プロデュースにも動いているそうです。将来的には、3人が出演した映画を日本へ“逆輸入”するとの計画もあるといいます。AbemaTVの番組ゲストとして市川海老蔵(39)さんが発表されましたが、これもI氏がサイバーエージェントと話して決めたそうです」(芸能関係者)
そのI氏を通じて香取たちは今、海老蔵との距離を縮めているという。
「海老蔵さんの自主公演『ABKAI』の演出を香取さんが手掛けるという計画が、浮上しているそうです。香取さんといえば、『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)で海老蔵さんを模したキャラクター“カニ蔵”が有名。海老蔵さんからも気に入られていました。それに彼はSMAPのコンサートでも様々なプランを出してきた“影の演出家”。それもあって、“夢のタッグ”が期待できるのではといわれているのです」(前出・芸能関係者)
そんななか、3人を知る芸能関係者はこう打ち明ける。
「実は、一連のサプライズは単発の展開ではありません。すべての点はつながっており、“ひとつの線”になっているのです」
『新しい地図』が示すビジネス地図。彼らが見据えているのは、さらに“壮大な計画”だ。
「I氏は3人と『東京五輪に出演する』というプランを考えているそうです。海老蔵さんは五輪の専門委員でもありますからね。もともとSMAPは、日本財団パラリンピックサポートセンターの公式応援サポーターでした。解散によって話はご破算となったので、“返り咲き”はハードルが高いでしょう。しかし海老蔵さんとのタッグが実現すれば、夢が現実になる可能性も出てくるのではないでしょうか」(前出・芸能関係者)