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「満島さんのワガママには本当に困りました。映画祭事務局、テレビ局、そして共演女優の事務所まで終始振り回され、中には『二度と一緒に仕事をしない!』と怒る関係者もいましたよ」(映画関係者)

 

10月25日から11月3日まで、東京・六本木ヒルズで開催された『第30回 東京国際映画祭』。その“目玉”だったのが、日本映画界を引っ張る4人の女優を集めた特別企画『Japan Now 銀幕のミューズたち』だ。全員が同学年でもある満島ひかり(31)、宮崎あおい(31)、蒼井優(32)、安藤サクラ(31)の出演作が集められ、写真家・蜷川実花(45)が撮影した映画祭のポスターには、黒で統一した衣裳を着た4人が並んだ。だが、その撮影の際に“第1の事件”が起きたという。

 

「4人の撮影は同じ日に時間をずらして別々に行われたのですが、撮影終了後に満島さんサイドから“撮り直し”のお願いがあったんです。なんでも満島さんが納得のいく撮影ではなかったようで、蜷川さんにも事情をお話しして、彼女だけあらためて撮り直しました。ただ、その話を伝え聞いた他の女優さんたちの事務所からは“どうして満島さんだけ?”と呆れた声が挙がりましたね」(前出・映画関係者)

 

じつはこのポスター撮り、当初は女優4人が勢揃いして撮影する予定だったという。

 

「それも満島さんサイドが断ってきたため、4人別々の撮影になったんです。映画祭の目玉企画として、ぜひ4人がそろったポスターをと事務局側は熱望していたんですが……」(前出・映画関係者)

 

そして、満島のわがままはこれだけで終わらなかった。映画祭のオープニングセレモニーといえば、豪華な出演者たちが次々に登場するレッドカーペット。その裏で“第2の事件”が起きていたのだ。映画祭が開幕した10月25日。用意されたレッドカーペットに、豪華な衣装をまとった“ミューズ”4人は嵐のようなフラッシュを浴びて登場したのだが――。

 

「じつは、レッドカーペットを歩いた後に、本来はテレビ局による4人のインタビュー取材が予定されていたんです。それも直前になって、満島さんの“ドタキャン”でなくなってしまったんですよ」(プロダクション関係者)

 

そもそもテレビ取材が決まった際に、1人だけ“条件”をつけてきたのが満島サイドだったという。

 

「4人そろっての取材が決まると、満島さんサイドは『レッドカーペットとは別の衣裳で取材を受けたい』と事務局にお願いしてきました。しかも満島さんは“4人全員が衣装を着替える”ことを条件にしてきたため、事務局はオブラートに包みながら他の3人の事務所サイドにそのことを伝えたそうです。他の女優さんサイドからは『なぜ同じ衣装ではダメなんですか?』という不満の声も上がりましたが、“映画祭を盛り上げるため”と言われ、みなさん急遽インタビュー用の別衣装を手配しました」(前出・プロダクション関係者)

 

ところが、映画祭開幕の2日前に事態は急変――。

 

「直前になって、また満島さんサイドから『本人がレッドカーペットに集中したいと言っている』と取材中止を求めてきたんです。番組に穴が空いてしまいますからテレビ局も大慌て。事務局サイドから満島さんサイドに“さすがに直前での中止は難しい”と伝えると、“わかりました。それならば取材を受けます”と要望を撤回したそうです」(前出・プロダクション関係者)

 

だが、満島サイドの“ドタキャン要求”はすでに他の3人の事務所の知るところとなっていた。

 

「中には、着替える予定だった別衣裳の手配をキャンセルした女優さんもいて、結局、収拾がつかなくなって、取材自体がなくなりました。振り回されたテレビ局や事務局関係者らは、さすがに“もう勘弁してよ”といった様子でしたよ」(前出・プロダクション関係者)

 

テレビ局関係者が話す。

 

「彼女は基本的に演技以外の仕事はやらないスタンスで、舞台に主演してもPRにはほとんど協力しません。俳優は作品だけ見て評価されればいいと思っている。だから今回のトラブルも、彼女にとっては他人からどう思われるかなんて最初から考えてもなくて、自分のわがままとも思っていないと思いますよ」

 

現在、ドラマ『監獄のお姫さま』(TBS系)に出演中の満島。天才的な演技力に、来年以後もオファーが殺到している彼女だが、“お姫さま気分”はほどほどに――。

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