「いまや、その名前を見ない日がないほど。あまりに記事が多すぎて『お腹いっぱい』との声も出ていますが、それでも取り上げられる回数は増えるいっぽうです」(テレビ局関係者)
松本人志(54)の『ワイドナショー』(フジテレビ系)での発言を、メディアがこぞって取り上げている。
『ワイドナショー』は取材される側の芸能人たちが、日々のニュースにコメントする情報バラエティ番組。松本らがさまざまな芸能ネタに意見を述べていくのだが、その一言一言がとにかくネットメディアの記事になっているのだ。
いったい、なぜなのか。それは当然アクセスを稼げるからだが、ではなぜ読者は記事をクリックするのか。そこには3つの理由があるという。
「松本さんの番組での発言は、ウェブ記事のタイトルにしやすいのです。まず番組特性上、松本さんは渦中の芸能人についてコメントすることになります。そのため、そもそも話題になりやすい。次に、松本さんは独特の言い回しを使うことが多いため、読者をひきつけるようなキラーワードとして使いやすい。そのため“松本人志が●●●●について言及『●●●●●●』”といった具合に、自動的に引きの強いタイトルができあがるのです」(ウェブライター)
さらに、松本自身のキャラクターも読まれやすい記事になる要因だという。
「3つ目の理由は、バズりやすさです。松本さんはカリスマ的人気を持っていますが、逆にアンチも多いことで知られています。そんな彼が騒動について言及すると、賛否の議論が起きやすいのです。『よく言った』『お前が言うな』などの声が集まると、それだけSNS上でも拡散していくことになります。するとさらに記事が読まれるという連鎖を生むのです」(前出・ウェブライター)
お笑い界を代表する松本だが、ご意見番としても不動の地位を築いたようだ。