12月3日に行われた漫才No.1決定戦「M-1グランプリ」で優勝したとろサーモンに敗れ、2年連続で準優勝という結果に泣いた和牛。4日に登壇したイベントで、ツッコミ担当の川西賢志郎(33)は「見てもらって分かると思いますけど…。まだ癒えてない状態」と苦笑した。しかし、和牛のM-1に挑む姿勢を絶賛する声があがっている。
通常、M-1グランプリは「予選、決勝で毎回違うネタを披露しなければならない」という決まりはない。そのため、作りこんだ“鉄板ネタ”1本を、複数の予選の舞台で披露するコンビも多い。今回優勝したとろサーモンも、決勝1本目の「旅館の女将」ネタを準々決勝、準決勝から披露している。
だが、和牛は違った。今回決勝に出場した10組のうち唯一、3回戦以降すべて違うネタを用意していたのだ。惜しくも優勝は逃した和牛だが、「芸人魂がすごい」「漫才師の鑑」といった声がSNSで集まっている。
また、同じネタを本番で使うことについては、「3回戦から見ている側としては、同じネタを見ることも多いから飽きてしまう」との声もあがっている。