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漫才No.1決定戦「M-1グランプリ」で審査員を務めた博多大吉(46)が12月6日、TBSラジオ「たまむすび」のラジオクラウド特別配信で自身のM-1での審査を振り返った。

 

番組冒頭で自身がレギュラーを務める生放送とは別枠であえて収録番組を配信したことについて、「生放送だと慌てちゃう、というのもあるし。でもやらないわけにはいかない。こういう時間は大事だと思う。なんでこの点数を付けたのか、とか」と語った大吉。

 

その言葉通り、時間に囚われず1組目のゆにばーすから10組目のジャルジャルまでリアルタイムで感じたことを織り交ぜながら、自身がつけた点数の理由を丁寧に解説した。

 

10組の最初のネタと点数について解説を終えると、話題はいよいよ「激戦」と言われた和牛・ミキ・とろサーモンの最終決戦に。

 

「M-1グランプリ」当日では、和牛ではなくとろサーモンに入れた理由について「つかみが一番早かった」とコメントしていた大吉。しかし「テレビでは言いづらいと思ったから言わなかったけど」と、とろサーモンにはもうひとつ勝因があったことを明かした。

 

その勝因とは――。

 

「どっちが爆笑のまま終わったかと言うと、とろサーモンなんよ。和牛は爆笑の後もうひとくだりあるの。その差なんね」

 

とろサーモンの「続行!」と漫才を終わらせないというボケを反則とは言いつつも、笑いのなか逃げきったことを評価した。

 

大吉はデビューしたころから「漫才師にとって一番大事なのは最初と最後だ。誰よりもお客さんを笑わす。で、空気を作って爆笑で終わらせる。これが漫才師にとって一番大事なものだ」と言われていたという。

 

最終決戦のネタで、この価値観に合っていたのがとろサーモンだったのだ。

 

だが「こんなたられば言っても仕方ないけれど」と付け加えて「もし和牛のネタが逆やったら、最後にウェディングプランナーがステージにぱーんと飛び出してたら、俺は文句なしに和牛で入れてる。あんな見事な終わり方ないもん」と和牛の一本目を讃えた。

 

35分に及ぶ、大吉の一連の丁寧な解説に、

《プロは見るところ違うんだなやっぱり》

《ラスト数分鳥肌立った!》

《M-1見た人全員聞いてほしい》

とお笑いファンからは絶賛の声が上がり、この放送を受けてのM-1グランプリの感想ツイートも増えている。

 

今年の“激戦”の熱は、まだまだ冷めやらなさそうだ。